Mod Organizerを導入しよう1
このブログ上ではENB関連以外もMODは全て、このMod Organizerを使って導入する。
今後、他のMod紹介でも頻繁に出てくると思うので、どうか導入してください。オナシャス!
導入する前にかならずゲームを拡張するそのまえにを一読。
1.導入用意
導入するにあたって、今後のためにSkyrimMod用にフォルダを作っておくこと。
自分の場合は保存場所指定がやりやすいようにローカルディスク(C:)直下に作っている。こんな感じ。
ローカルディスク(C:)>SkyrimMods>Mod Organizer (右側2つのフォルダは新規に作る)そしてMod OrganizerフォルダにMod Organizerをインストールする予定。
2.Mod Organizerのインストール
Mod OrganizerのInstallerをDLし、起動しよう。設定はすべてチェックを入れる。インストール先の指定にMod Organizerフォルダを指定。インストール後はショートカットが作られているのでそこから起動する。以降、Mod OrganizerはMOと略して呼ぶ。
3.起動して設定をする
初回の起動ではゲームのセレクト(もちろんSkyrim)、メッセージの表示やチュートリアルをするかどうか聞かれる。チュートリアルは英語なので聞かなくていい。
次に一度MOを閉じて、日本語化を行う。データベースのMOから日本語ファイルをDL。解凍して中に入っている organizer_ja.qm をMOをインストールしたフォルダにあるtranslationsフォルダにあるorganizer_ja.qmに上書きする。
再び、MOを起動して設定ボタンを開き、もし、Language欄がJapaneseでは無い時は変更する。OKをクリックすれば完了。
再び、設定ボタンをクリック。Nexusタブを開き、「Nexusに自動ログインする」にチェックを入れて、IDとパスワードを入力して、OKをクリック。以降、Nexusから
「DOWNLOAD WITH MANAGER」ボタンでダウンロードするとMOを対応してくれる。
4.ツールの登録・各種起動方法
まずはMOを導入すると各種起動方法が変わることに注意。
ゲームの起動には右側のアイコン入りのプルダウンメニュー(下図の①)を開き、SKSEを選択した後に隣にある「▷Run」ボタンをクリックして起動する。
また、ランチャーからできる設定(解像度・ウィンドウなどの設定)もsteamから起動するのでは無く、①のメニューから「Skyrim Launcher」を選択して▷Runで起動する必要がある。
続いて各種ツールの起動について、MOに登録していれば複数あるツールを簡単に起動することができる。ここではENBの導入を始めようで紹介したENB Manを登録してみる。
下図①のメニューから<Edit...>を選択し、実行ファイルの修正を開く。②に好きな名前、③に実行したいアプリケーションの場所を指定して、*1④の追加ボタンで追加すればOK。以降は①のメニューからENB Manを選択して、▷Runから起動が可能になる。
5.INIを編集する
INIとはSkyrimの設定が書かれているテキストファイル。内容を書き換えることで自分のPCに合った設定にすることができる。通常だとSkyrimフォルダやドキュメントにあるSkyrimフォルダに保存されているのでこれを編集する。
MOを導入している場合はMO上でINIエディターを起動するか、MOをインストールしたフォルダにある profiles > (変更したいプロファイル名)フォルダにあるINIを編集する必要がある。Skyrim.iniを編集する際にはSkyrim INI Managerをオススメ。
INIは絶対に編集が必要ではないが、パフォーマンス向上やMODによる設定変更の指定があるのでそのうち編集する必要がでてくる。
6.プロファイルを登録
プロファイルとはMODの導入状況を保存したデータ。最初は「Default」のみ用意されている。使い方としてはたとえば「ゲームをプレイ用MOD」と「スクリーンショットを撮るためだけ用MOD」といった、MODの導入構成を簡単に変更できる。
作り方はプロファイルのプルダウンメニューから<Manage...>を選択。プロファイルのウィンドウが出たら新規作成で新しいプロファイル名を決めて、作成完了。ウィンドウを閉じて、再びプロファイルのプルダウンメニューから新しいプロファイル名を選択しよう。
おまけ
SkyrimインストールからMO導入までで一度もSkyrimを起動していないと「Please update to the latest version of Skyrim」(スカイリムをアップデートしろ!)といったウィンドウが出てくる。MO導入に限った話ではないけどSkyrimの起動確認はこまめに行うこと!
なお、一度SteamからSkyrimを起動すれば直る模様。
*1:なお、ENB Manは場所を (C:)> SkyrimMods > ENB設定 のフォルダにしている。
MODに関するツールを紹介
これからMODをどんどん導入するにあたって、必要なものや便利なものを紹介。
自分も始めたばかりで全部使ってないけど順次利用していきたい。
Mod Organizer
MODを管理する総合ツール。通称MO。たぶんSkyrimでMODを扱う際に一番便利。
Skyrimのフォルダに直接MODを上書きしないからゲームの再インストールをする必要性が無い。MODのカテゴリ分けから導入状況の確認、INIの書き換え、NexusからDL、直導入もできる。その他、各種ツールも一括管理、起動ができる。まさになんでもあり。
Nexus Mod Manager
Nexusの公式MOD管理ツールで、通称NMM。
MODをNexusからダウンロードしている人の中でMOを使っていない人はほぼこれを使ってMODを導入していると言っても過言では無い。また、Nexusが対応する全てのゲームのMODを管理できるため、対応するゲームを複数プレイしているのなら便利。
SteamWORKSHOP
Steamが提供しているMODサイト。
あまりMODを導入しない人やさっさとゲームがしたい人におすすめ。Steam上でMODを探し、導入もサブスクライブを押すだけダウンロードと導入を自動でしてくれる。
Wrye Bash
同じくMODを管理する際に使われるツール。便利らしいが、導入したことないから使い心地はよく分からない。
ENB Man - An ENB Manager
ENB管理ツール。プリセットを作り、ENBの交換・削除・追加を簡単に行える。
Skyrim Strings Localizer
MODの日本語化ツールで通称SSL。昔から使われていて、MOD導入の際にほぼ必須。
TESVTranslator
MODの日本語化ツール。自力でMODの翻訳が必要な場合に便利らしい。自動翻訳の機能があるが、導入めんどくさそうで諦めた。
BOSS
大量のMODを導入する際に、競合を防ぐように自動でMODの並び替えをしてくれるツール。
Skyrim INI Manager
Skyrim.iniというSkyrimの設定用のテキストをわかりやすく編集できるツール。
Save game script cleaner
徐々に肥大化していくセーブデータから不要な情報を削除してスッキリさせる。
目次
---記事一覧---
基礎
ENB
MOD
ENBの導入を始めよう3
第三回目となるENBの紹介。今まではノートパソコンからローエンドPCでも導入できる・60FPSでプレイできるような非常に動作が軽いENBプリセットを紹介してきた。今回からはミドルからハイエンド向けのENBを紹介。
AIR ENB
人気なENBプリセットの一つ。高画質でありながらもFPSを下げすぎることが無く、ゲームをプレイし易い。
まずはAIR ENBをDL。中身はENBプリセットのみ。
続いてENB本体のDL。ダウンロード場所はTES Skyrimこちら。今回の対応バージョンはv0.264(2015年2月時点)だけど、同じバージョンが無いので一番近いv0.262とv0.266を両方用意しておく。(随時更新されるのでバージョンの値)使うものはd3d9.dllとenbhost.exe
ENB Manを開いて早速導入してみる。ついでだけどPresetsの欄をクリックすれば今まで登録してきたENBプリセットを一覧できる。選択して、Enableボタンを押せば一発で導入ができる。SkyrimPrefs.iniは再度変更しなければいけない。
今回はENBVersionは2つ登録して、エラーなど起きれば違うバージョンを使う。
続いてSkyrimPrefs.iniの書き換え。バックアップした未編集状態のSkyrimPrefs.iniを使う。書き換え内容はAIR ENBなどを参照。今回はenblocal.iniの書き換えも指示がある。ENB ManのFilesにあるファイルのなので右クリックしてOpen/Editで書き換えることができる。ではEnableボタンを押して、いざ導入。
小さい画像だとわかりにくいが、とてもくっきり描画されるようになる。他にもプレイヤーの描画や水の透明度も高い。他に自然の中だと差は歴然だ。
なかなかいい感じENB。ただしFPSももちろん下がる。とくに問題なのはFPSの値が極端に変動すると(一瞬で3以上)画面がカクカクする現象。
一番簡単な解決方法としてENB設定でLIMITERのFPSLimitの値を下げること。FPSの最大値を変更できる。最初は60に設定されているため平均FPS-5くらいの値に変更すればカクつきも起きにくいはず。下げすぎると低フレームレートによるカクつきが起きるので低くても40程度がいい。
The Grim and Somber ENBS
落ち着いた雰囲気の高品質なENB。
DLはThe Grim and Somber ENBSここからどうぞ。導入はいままで通りすることが可能。オプションにDepth of FieldのフォルダがあるのでAddで~.fxのデータを読み込むことが可能。下の画像は「Grim and Somber Auzura ENB Game Playing PerformanceのオプションでStatic DOFを追加したもの。
今回はここまで。なお、今まで紹介してきたENBには推奨MODがある物も多いが、全て使ってません。
ENBの導入を始めよう2
ENB第二回目では前回の用に導入するだけでいいものと違い、設定を自分でいじる必要がある物を紹介する。というより大抵はいじる必要がある。
今回導入するENBプリセットはRealLike ENB を使う。導入するとこんな感じ。
全体的に青みのある色彩になる。PerformanceXP ENB に劣らない軽快な動作と鮮やかさを両立した感じのENB。
まずは早速RealLike ENBをサイトからDLする。自分はQUALITYのバージョンを選択。解凍してみるとCoreとENBoostというフォルダがありデータベース等を読めばCoreの中身がENBプリセットだと分かる。もう一つのENBoostは作者がビデオカードに合わせて用意してくれた設定ファイルで、自分の使っているビデオカードに合わせた「enblocal.ini」を選んでENBプリセット中のenblocal.iniに上書きすればOK。
続いてENB本体だが、Nexusのページを読むと、v0.198に対応し、現在DLできないからENBプリセットに入っているといった感じの説明がある。ENBプリセットのどれがENB本体かと言うと、d3d9.dllとenbhost.exeの2つ。
あとできれば最低でもデーターベースのMOD説明は軽く読んでおくこと。Nexusのサイトも読めればもっといい。
では早速ENB Manを起動して導入に入ろう。プリセット名は「RealLike ENB」として、ENBプリセットをFilesの中へドラッグ。この際、d3d9.dllとenbhost.exeは入れないこと。Paletteのファイルを聞かれるのでYes→名前を「RealLike ENB」とした。次にENB Versionはd3d9.dllとenbhostの2つを選択する。*1名前は適当に「ENB v198+host」にしておいた。
画像はUse Paletteにチェック入れ忘れorz 忘れずにチェック。なお、忘れても大きな問題にはならない。
あとはEnableボタンで導入すれば完了では無い。今回のENBには「SkyrimPrefs.ini」という設定ファイルの書き換えを指定している。場所はドキュメント>My Games>Skyrimの中。設定ファイルは他のENBに変える際に設定も書き換えるのでバックアップをとっておくこと。書き換え内容はまとめると以下の感じ。左が書き換え(書き足し)した物。(この書き換えはこのENB専用。)
前回で言っていなかったが、スタート画面で左上にENBの情報が表示される。エラー等が発生した場合もココに表示されるので確認しよう。
もし、エラー・CTD・描画がおかしいなどが起きた場合は、ENB ManのPresetsの▼からDeleteを選択してプリセットごと削除。改めて導入しなおしてみよう。もしくは、SkyrimPrefs.iniの書き換えの間違いがあるかもしれない。
今回は更にもう少し、自分好みに設定をいじってみようと思う。このENBは日差しがものすごく眩しく、上を向くと視界が白っぽくなってしまう。*2それを解決したい。ゲームプレイ中にシフトキーとエンターキーを同時押ししてENBの設定を表示させよう。(閉じると時も同じ)
↑日差しが痛そう。左上に表示されているのがENBの設定。日差しの設定はEnableSunRaysのチェックを外すと消える。
↑日差しが消えた。あとはこの日差しを消した設定を保存するため、「---SAVE CONFIGURATION---」をクリックすれば完了。以降は常に日差しが消える。
ここでは日差しを例にしたが、もちろん他の設定も変更できる。詳しくはMod Life | Skyrim MOD&ENBというサイトで詳しく紹介されている。
ここまで導入してみて、十分に快適だったら是非次のENB紹介をみてね!
ENBの導入を始めよう。
今回はENBの導入をする。
ENBはグラフィックの設定を大幅に拡張するMOD。その拡張は設定項目が軽く100を超える。 そのため自分で設定を変えるのではなく、あらかじめ設定を調節したENBプリセットを利用することで設定をすることができる。
基本、FPS*1は下がってしまうがバニラ*2より大幅に描画が綺麗になるので是非導入をしてもらいたい。
解説通りにすれば導入自体は難しくないと思うが、設定に関してはかなり難易度は高め。
導入する前に以下の設定を変える必要がある(steamから起動してランチャーを開く)
Skyrimランチャーの設定より。赤く囲まれた欄は画像通りする。
また、PCのビデオカード設定でアンチエイリアシングと異方性フィリタリングをオフにしておくこと。(PCによっては設定が無い場合もある)
今後数種類のENBプリセットを導入してみるので、全て導入する必要はない。
自分の好みやマシンスペックと相談して決めるが吉。ただし、一度に全て解説していないので記事はひと通り読むことを推奨。
今回は手始めに動作が軽い、PerformanceXP ENB を使います。
1.ENB導入に必要な物を用意する。
- ツールはENB Man - An ENB Manager at Skyrimを使う。(リンク先でDL)
- 前提としてMicrosoft .NET Framework 4が必要。一応DL、起動して確認しておこう。
- データベースのPerformanceXP ENBを見るとENB本体v0.113のd3d9.dllが必要とあるので
v0.113 for TES Skyrim←ココからダウンロード。 そこから「WrapperVersion」フォルダにある、d3d9.dllだけが必要だ。
- ENBプリセットのPerformanceXP ENB本体もDL。
2.ツールを使って導入する。
- ENB Man.exeをフォルダなどに入れてから、起動する。(ENB Man用の新規フォルダを作ることを推奨。)ENBのバックアップ用のフォルダなどが生成される。
- Skyrimフォルダの場所を聞かれるので指定すること。
- ①新しいプリセットを作る。▼からNewpresetを選択し、名前をつける。PerformanceXP ENBを導入するから名前はそのままで。
- ②DLしたPerformanceXP ENBの中身を全てココにドラッグする。
- ②にファイルを入れた際にPaletteのファイルがあると使うかどうか、名前を聞かれる。Yesにして名前もつける。すると④に記入される。Use Paletteにチェックが入っているか確認。
- ③の▼からAddを選択。今回用意したd3d9.dllを選択。名前は「ENB v113」としておいた。
- ⑤のEnableボタンで導入を行う。(Disableは削除)
- 一度、登録するとファイルなどはバックアップされるのでDLしたENB本体やPerformanceXP ENB は削除して構わない。
全て反映させるとこんな感じ。ではバニラと比べてみよう
かなり雰囲気が明るくなっていること分かる。
次回はまた違うENBプリセットをためしたいと思う。
MODって何?
MODとは有志のプレイヤー達が作った非公式のDLC(ダウンロードコンテンツ)と考えればいい。ちょっとしたアイテムの追加から、新しいゲームとして発売できそうなレベルまでとても多種多様。その開発は三年経った今でもまだまだ盛んに行われ、新しいMODが増え続けている。
ただし、いいことばかりでも無く、MODは公式からサポートをうけることができない。つまりMODを導入した結果、ゲームを起動できなくなったり、セーブデータが破損しても自己責任というわけだ。それを留意した上で導入してもらいたい。もちろんMODの製作者や同じMODを導入しているプレイヤーからいろいろ教えてもらうということはできる。
あと、MODは入れれば、入れるほど、ファイルやそれに伴うツール・バックアップのデータなどで容量が非常に増える。SSDの人は特に注意しよう。また、それらの大量のデータを読み込むためのメモリーや、計算・描画処理するCPUやGPUも負担がどんどん大きくなる。自分のパソコンスペックと相談しながら導入していく必要がある。
前提としてNexus mods and communityに登録すること。MODは基本このサイトでダウンロードする。登録しておかないと大容量のMODがダウンロードできなかったり、そもそもダウンロードできないコンテンツがあるため。(アダルトコンテンツは別途にダウンロード許可の設定をしておく必要があるぞ)
他に、MODを紹介するサイトととしてSkyrim wiki JPやSkyrim Mod データベース MOD紹介・まとめサイトも見ること。